毒性のある20の食品!もしかしたら今日食べたアレも?

ハチミツに含まれる菌

ハチミツには必須のアミノ酸の多くが含まれており、人体には比較的健康な食べ物として知られていますが、実はピロリジジンアルカロイドといった毒素を含んでいるケースがあります。といっても、全てのハチミツに含まれているわけではなく、一定の植物から集められたハチミツにのみ含まれているものです。なぜなら、ピロリジジンアルカロイドは植物が生成するもので、それらの植物の花からハチミツへ毒素が移行する可能性があるため。とはいっても、一定の量であれば摂取しても大した問題にはなりません。また、ハチミツ業者にもピロリジジンアルカロイド含む植物だけでなく、さまざまな植物から採ったハチミツをブレンドするよう指導が出ているので、普段口にしているハチミツは基本的に安心です。

しかし、ハチミツに含まれる危険物質はピロリジジンアルカロイドだけではなく、ボツリヌス菌もあります。ボツリヌス菌は神経系に影響を与え中毒を引き起こすものです。大人であれば少量摂取したくらいなら問題ありませんが、注意したいのは乳児の場合。

乳児は大人と違って消化器官が未熟なので、ボツリヌス菌が侵入すると中毒のリスクが高まります。また、ボツリヌス菌は熱に強いため、12か月未満の乳児にはハチミツを含む食品やハチミツそのものを与えるのは避けましょう。

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