毒性のある20の食品!もしかしたら今日食べたアレも?

果実の種(リンゴ、サクランボなど)

リンゴやサクランボの種を飲み込んでしまう人は結構多いのでは?しかし、人間が食べると危険です。というのも、これらの種には微量のアミグダリンと呼ばれる物質が含まれているため。アミダグリンは人間の体内で加水分解されるとシアン化合物質(シアン化水素など)が生成されてしまいます。シアン化水素は猛毒の青酸のことで、中毒になると死に至る可能性も…。

ただし、一度に数百個食べたら身体に悪いレベルなので、実は数個飲み込む程度なら問題ありません。それよりも気を付けたいのは青梅やビワの種などを粉末にしてビタミンB17という商品にしているもの。

なぜなら、青梅は梅干しや梅酒などに加工することでシアン化合物質が分解されるからです。また、ビワの種がガンに効くとも言われますが、医学的な根拠はありません。確かに、ビワの種がガンに効くならもっと大発見になっていてもおかしくないですよね。

ちなみに、リンゴ、サクランボ、梅、ビワなどの他にもバラ科サクラ属の果物にはアミダグリンが含まれているので注意しましょう。具体的には、あんず、すもも、モモ、プルーン、ネクタリンなどです。果実の真ん中に1つだけ大きな種が入っているものに多いので、見分け方のコツとして覚えておきましょう。

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